言葉の魔力、言葉の魅力
秋めいてきました。
食欲の秋ですね。
あ、読者の秋でもありますが。
(スポーツの秋もありました!)
お世話になってます。
臨床心理士のnaoです。
私にとって秋は『食欲』が1番です。
で、次が『読書』
職業柄、言葉に馴染みの深い生活を送ってますので、読書も比較的馴染みやすいという特徴があります。
言葉のやり取りから、相手のことを分析したり…
言葉を介して病状を調べたり…
言葉を使ってストレス発散のお手伝いをしたり…
なんて感じですので、ちょっとした言葉のニュアンスにこだわったり、引っかかりを感じたりするわけです。
人によって、言葉の受け取り方はさまざま。
例えば
「がんばって!」
という言葉。
一見、害もなく、応援すら感じられる言葉ですが、時に凶器にもなったりするんです。
頑張りすぎて追い詰められちゃった人に
「がんばれ」
って伝えると…
「もっとがんばらないといけないのか…」
「まだ、努力が足りないのか…」
極端になると
「もう、がんばれない自分は生きてる意味なんてないんだ…」
なんて、益々その人を追い詰める結果になりかねません。
万人に均等に理解される言葉って、ないのかも、なんて思います。
寒くなってくる、秋めいてくると、ちょっと落ち込みやすい人が増えてきます。
目の前の人をよく見て声をかけてあげてください。
どんな言葉だったら労わることができるか…
どんな言葉だったら、励ましになるか…
寒くなると、人の温かさが身に染みてきます。
皆さんの周囲の人たちに、貴方から温かい言葉をプレゼントしてくださいませ。
そのヒトコトをどうとらえるかは、その人次第。
でも、どんな言葉をかけるかも、その人それぞれ。
言葉の選び方は、いつだって貴方を表現しています。